ブログコーナーでは個人的に素晴らしいと思った京都のステキな神社仏閣を紹介していきます.

大覚寺は「門跡」寺院で京都市右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派の大本山であります。

御本尊は「不動明王を中心とする五大明王」であります。

開基は嵯峨天皇であり、もとは離宮であったのを寺院に改めた事が大覚寺の始まりです。

大覚寺

大覚寺

嵯峨天皇と言えば、「空海」ですね。
平安時代、嵯峨天皇は空海のスポンサーであり信頼も厚く「教王護国寺」=「東寺」を任せるほどでした。

ここ大覚寺は、「大覚寺統」と「持明院統」と言う二つの朝廷が存在した「南北朝時代」で両党が対立していたことがありましたね。

そしてここは、太秦の撮影所に近いこともあり時代劇の撮影によく使われるみたいで、私も4回ほど訪れていますが一度出くわしました。最近では、「信長のシェフ」のロケもしていたそうです。

駐車場も門前に有り、門を入ると立派な松が出迎えてくれます。

大覚寺

大覚寺

中に入ると、境内も広く建物群(伽藍)の間を鶯張りの回廊が渡されています。

御影堂には仏像が無く、御影堂の奥に配置されている「嵯峨天皇」によって書かれた般若心経が収められている「勅封心経殿」に向かって拝むようになっています。

横には「大沢池」があり、日本最古の庭池です。2時間ドラマの撮影場所としてもよく使われていますよ。
敷地も広大で圧倒されれます。

大覚寺

大覚寺