権現谷林道

権現谷林道

権現谷林道は三重県側から鞍掛峠を滋賀県側に越えて最初の集落の手前を右側に入る所からはじまります。
入ってすぐはコンクリート舗装です。
どんどん進んで行くと峠があり、少し手前から「鞍掛峠」のヘアピンコーナーが色付いた紅葉の景色の中に見えてきます。
崖をヘアピンでつなぎ九十九折れに降りる訳が離れて見ることによっていっそう分かります。
正直、よくあんな崖に道を造ったと思います。

峠を過ぎると、比較的走り安い平坦な林道が続きます。

杉林をすぎて行くと、右側からは「五僧」から来る道と出会います。
少し行くと今度は左側に「あさはぎ林道」に入る橋が見えてきます。
(五僧からあさはぎ林道にかけてはくれぐれも注意されたし!時は、関が原の戦までさかのぼると西軍の中の「島津隊」がこの道を通りやっとのことで九州まで帰ったと言うことで「島津越え」なる小さな木の看板があり、そのことを今に伝えています。
それから、この山は「多賀大社」の御神木がある神聖なところなのです。)

さて、更に進むと川に道がへばり付くように通っており、その先には深い山々と谷、まさに「深山幽谷」という感じがしてきます。
切り立った絶壁の下の狭い所を走ると、ダイナミックな景色に出会います。
止まって一息入れようとしたときです。どこからか?カッコーン!コーン!カーン!と石が落下してきました。この辺りは落石注意です。
急いでその場を離れましたが、写真でも分かるように味わいのある道なので何度でも行きたくなる林道のひとつです。
林道の終点には、集落がある。そこは、多賀の「風穴」のすぐ近くです。

権現谷林道

権現谷林道ー鞍掛峠

権現谷林道

権現谷林道

権現谷林道

権現谷林道ー深山幽谷